すきっ歯というのは正常な状態なら隙間無くピッタリくっついている前歯に、何故か隙間がある症状を言います。
すきっ歯には前歯の正面にある比較的大きな二枚の前歯だけに隙間がある「正中離間」と、歯全体に隙間がある「空隙歯列」と呼ばれるすきっ歯があります。
すきっ歯になると食べ物が挟まって歯が不潔になり、虫歯などの歯の病気にもなり易くなります。
又、歯の隙間から空気が漏れる為、サ行の発音などが不明瞭になります。
すきっ歯の矯正は矯正器具を歯に装着して歯を移動させ、隙間を閉じる事で比較的簡単に矯正出来ます。
矯正器具を装着する場合は器具を装着している事が外部から分からない様に、歯の裏側に矯正器具を装着する舌側矯正という治療法を選択する事が出来ます。
現在矯正器具を装着して歯の矯正をする方は、ほとんどの方がこの舌側矯正を選択する様です。
まあ口を開いた時に矯正器具が見えるのは女性だけでなく男性だって嫌ですから、舌側矯正を選ぶ方が大勢になるのは当然でしょうね。
すきっ歯の矯正には矯正器具の様な金具を使わない「マウスピース矯正」があります。
このマウスピース矯正は「クリアアライナー」と呼ばれ、2000年代になってから登場した最新の技術のひとつです。
マウスピースは透明なラミネート素材で作られていてその上非常に薄いので、外部からちょっと見たぐらいでは装着している事が分かりません。
マウスピース矯正は金属を使わないので金属アレルギーのある方でも装着出来、金属やワイヤーで口の中を傷付ける事もありません。
食事の時は取り外しますが食後の装着も簡単です。
マウスピース矯正は歯列矯正の治療に使われるだけでなく、透明で目立たず脱着も簡単な事から矯正後の後戻り防止にも使われています。
すきっ歯の矯正では全体を矯正するのではなく、歯列の一部を矯正する「部分矯正」をする事も出来ます。
又、矯正と言えるかどうかは分かりませんが、すきっ歯を手っ取り早く何とかしたい場合は、歯の隙間を樹脂で埋める治療法もあります。
ただこの方法は耐久性に難があります。
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