悪い歯並びのひとつに「受け口」があります。
受け口は専門用語で「反対咬合」と言います。
何に対して反対かと言うと出っ歯に対して反対です。
つまり出っ歯の場合は上顎の前歯が下顎の前歯よりも前に突き出しているのに対して、受け口の場合は逆に下顎の前歯の方が前に出ています。
下顎の前歯がまるで上から降ってきた雨か何かの受け皿の様な形で前に出ているので、昔からこの様な歯をした方の事を受け口と言っています。
受け口も出っ歯と同様に「日本人に多い」という説がありますが、別に正式な統計でその様な結果が出たわけでも無い様なので、あまり信用は出来ません。
どうも日本人は自分達の容貌によほど自信が無いのか、卑下する事が好きですね。
もう少し自信を持っても良いのではないでしょうか?
受け口は上顎の歯と下顎の歯の向きに問題がある場合と、下顎が大き過ぎたり上顎が小さ過ぎる場合に現れます。
上顎の歯と下顎の歯の向きに問題がある場合を反対咬合、顎の大きさに問題がある場合を下顎前突症と呼んで区分する場合もあります。
受け口は出っ歯と同様に噛み合わせが悪くなる他、奥歯が虫歯になり易いとも言われています。
顔を正面から見た場合鼻の下の部分が短く見えますので、容貌的にも受け口独特の顔になります。
男性の場合はよほど極端でなければそれほど気にしなくても良いのかも知れませんが、女性の場合はやはり自分の容貌を気にする方が多いので、受け口の矯正の為に矯正歯科の門を叩く方も多い様です。
又、サ行やタ行の発音に影響が出ますので、受け口の方は話し言葉がはっきりしないという弊害も現れます。
受け口になる原因は出っ歯と同様に遺伝的なものと、子供の時からの姿勢の悪さやホルモンの異常など後天的な原因によるものと考えられています。
幼児の頃の受け口はわりに多いのですが、この時期はまだ顎も歯も活発に成長している時期ですので、あまり神経質になる必要はありません。
永久歯が生える頃になると自然に治る事も多いのですが、もしどうしても気になるなら一度矯正歯科で診察をしてもらえば良いと思います。
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