毎日鏡を見るたびに自分の歯並びの悪さを嘆いておられる方も多いと思います。
歯並びは生まれた時にある程度親から遺伝すると言われていますが、多くは子供の頃の虫歯などの歯の病気や、乳歯から永久歯に生え変わる際のトラブル、指しゃぶりなどの習慣など、後天的な要素がその後の悪い歯につながっています。
悪い歯には噛み合わせが悪くて食べ物がうまく噛めなかったり、虫歯や歯周病など歯の病気になり易い、見栄えが悪いなど様々なデメリットがあります。
悪い歯にもいろいろなものがありますが、わりに多いのは「八重歯」と「乱杭歯」です。
八重歯というのは普通にいうところの犬歯、つまり「糸切り歯」です。
ただこの糸切り歯が何かの原因で歯列に入り切れずに唇側に出張っているのを、昔から糸切り歯ではなく八重歯と呼んでいます。
歯が八重桜の花びらの様に重なっているところから、昔の人がそう呼んだのでしょうか?
八重歯は子供の時は「かわいい」と言われますが、大人になったら本人はやはり気になるものです。
欧米では八重歯の事を「ドラキュラティース」と呼んでいるそうです。
吸血鬼の歯という意味ですね。
乱杭歯というのは「乱れた杭」という文字からも想像出来る様に、個々の歯が前後凸凹に生えていたり正面を向かずにねじれて生えている状態を言います。
乱杭歯の状態というのはそれこそ人によって千差万別ですが、中には上顎の犬歯(糸切り歯)が八重歯の場合よりも更に前にはみ出し、口を閉じていても犬歯が外にのぞく様な状態になっているものもあります。
こうなったら文字通りドラキュラ状態ですね。
原因は何らかの理由で個々の歯の位置異常が生じたものと思われますが、はっきりした原因は分かっていません。
乱杭歯は歯の噛み合わせが悪いだけでなく、歯が非常に磨き難いので歯の病気にかかり易くなります。
そもそも乱杭歯は美容上の見栄えが最悪ですね。
乱杭歯で歯の噛み合わせの悪い方は顎に異常な負担をかけるので、治療しないでおくと顎関節症などの様な顎の病気を誘発する事があります。
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奥歯を噛んでも前歯が開いたままでかみ合わない症状をかいこう(開咬)と言います。子供の頃の指しゃぶりや舌突き出しの癖、顎関節の異常、鼻の病気の為長期に渡って口呼吸ばかりをしていたなどが原因で、このかいこ・・・・